皆さんは「好きな曲」について、自分だけの表現を持っているだろうか。
私の場合は「無限に聴ける曲」として好きな曲を表現している。
特に意味はなく、普通に無限に聴けるからである。
そんな私の「無限に聴ける曲」から最近聴いたものをいくつか挙げていこうと思う。
私なりの感想も記載するが、音楽の知識が乏しいため、詳しくどこがどう良いのか、というのは書けない、全て感覚。
(リンクは全てspotifyとなります)
-------------------------------------------------------------------------------------------
1.星の巡りが悪いなら/市川空
もう本当にすごい。
この曲で市川空を初めて知ったが、長谷川白紙、浦上想起、網守将平などを初めて聴いたときの喜びと同じものを感じた。ブルー(エーテル)も感じられる。
すごすぎてこの曲が入っているアルバム「原石!!!!!!」の全曲をお気に入り登録してしまった。
この曲に出会ったのは朝、揺られながら会社に行く電車内だった。
聴いた瞬間の自分の耳が浄化されてゆく感覚を今でも覚えている。
あぁ、これだよな、俺が求めていた「音」って。
本当に好き。好きすぎて仕事中に頻繁にトイレの個室に籠もってはワイヤレスイヤホンを使ってバレないようにこっそりとちびちびと味わったのだ。
仕事はちゃんとやらなきゃ駄目だけどね。
2.雨の匂いはメッセージ/生活の設計
好きですねぇ、こういう雰囲気。かなり好きなバンドだ。
私はインストを好んで聴くのであまりボーカルものを掘る機会が少ない。
嫌いな訳ではなく、むしろ好きだが人間の声も楽器として感覚で聴いているため、あまり歌詞には重きを置いていないのだ。
イントロからエモを感じ、Aメロでキメの多いリズムを食らっていると、Bメロでキャッチー&ファンキーな感じになってノリ度が増し、サビで到達する。
雨上がりのまだジトッとしたアスファルトを踏みしめながら聞きたいな、と思った。
3.Ghost Town, USA/omniboi
聴いているとどこか別の次元を漂っているかのように感じられる。
音それぞれの気持ち良さが強い。この曲は本当に気持ちよい。
始まりから哀愁を感じ、0:36から繰り出されるお布団のような安心感に包まれ、時折顔を覗かせるサンプリングボイスが暖かさをくれる。
1:13で急にストリングスが入ってきたと思ったらカービィの吸い込み音に吸収される。
いいなぁやっぱ。
4.Polos/Pedro Martins,Chris Fishman,Daryl Johns
一言で表すとすれば最先端のジャズ。
いろんな世界観を一度に脳みそに押し込まれるがとても浮遊感があり気持ち良い。
どこか懐かしい気持ちも生まれ、エモが加速していく。
このアルバムはサンダーキャット、エリック・クラプトン、JD Beckが参加しており,
かなり聴き応え抜群である。
5.Love Will Find a Way/Pharoah Sanders
愛は道をみつけるだろう。その通り。
1:25から永遠に鳴り続ける4小節のフレーズ、実に聴き心地が良い。
特に好きなのは3:14から唸るように産声をあげながら始まるサックスソロ。
こういうのを待っていた!かっこよすぎる!
時折見せる人間の叫び声のようなサックスの音色。
全く不快感はなくむしろ落ち着く。
入れ替わるように鳴り始めるギターソロも必聴。
-------------------------------------------------------------------------------------------
以上が私の最近の無限に聞ける曲である。
気が向いたら他の無限に聞ける曲たちも書いていこうと思う。
それでは。